ハンドランチ グライダー

   手で投げ上げるることで上昇し、その後滑空する小型のフリーフライト機をハンド・ランチ・グライダー(HLG)と言います。

構造は、胴体に主・尾翼を取り付け先端にバランスをとる為の重りをつけた簡単なもので、主にバルサ材や紙、スチレンペーパーなどで出来ています。
市販されているキットも数多くあり、本を切り抜いて作る紙飛行機集なども販売されています。
小さなサイズのものなら、公園や広場で飛ばすことも出来ます。


カーボンファイバー胴体のHLG



上級者用に、HLGの規格(大きさと重量)を決めて競技会も行われています。

競技会では、1回の飛行時間の最大を60秒MAXと定めて10回の飛行より最良飛行タイムの5回の合計タイムで競います。
競技用のHLGは、自作されたものが多く、軽くて強度のあるカーボンファイバーを胴体や翼の要所に使っています。


パチンコ・ランチ・グライダー(PLG)


また、手投げではなく、棒の先にゴムをつけたカタパルトを使って、パチンコ式に打ち上げる方式のものもあります。
これをHLGと区別して、パチンコ・ランチ・グライダー(PLG)と呼んでいます。




長い時間の飛行をさせる為には、飛行機の性能はもちろんですが、上昇気流(サーマル)を予知した発航のタイミングと、高い初期高度をとることが必要です。
投げ方は、HLGの胴体部分に指を掛けて、野球のボールを投げるように投げ上げる方法が一般的でしたが、最近は翼端を持って遠心力を利用してハンマー投げのように投げる方法も見られるようになりました。

滑空中に上昇気流に入れることが出来ると、空高く上昇することもあります。




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