放たれたF1C機はほとんど垂直に上昇します













 エンジン機


   
模型用のエンジンを搭載してプロペラを回転させ、機体を空中高く上昇させ、その後エンジンを停止し滑空させる模型飛行機です。
機体の大きさとエンジンの排気量によってクラス分されています。




国内で行われる競技会のクラスは、国際級(F1C、F1J)と国内級(E級)などがあります。
エンジンランは、クラスごとに5〜7秒間と決められています。
競技会では、1回の飛行時間の最大を120〜300秒MAXと定めて、機体が手から離れた時点から時間を計り5回〜7回の飛行合計タイムで競います。


2.5ccのエンジンを装備したF1C機


写真はF1Cの飛行機です。
排気量2.5ccのエンジンで、37.5 dm2の翼面積の場合、機体重量を750g以上とするルールです。
主翼の長さは、2.5m〜2.8mで、胴体に取り付けられたタイマーで、エンジンの停止から上昇〜滑空の動作を制御します。




搭載されたレーシングエンジンは、アルコールと潤滑油の80/20の混合燃料で、28,000回転/分以上を回します。
また、最新のギヤモデルは、スピンナーに収められたギヤで減速することにより大口径のプロペラを回し、パワーアップしています。
手から放たれたF1C機は、高回転のエンジン音と共に、たったの5秒間で150m以上上昇します。
この上昇シーンが、選手もギャラリーも、最も緊張する瞬間です。




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