スケール競技とは

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  1. 「ちょっとカタいお話」(スケールモデル競技とは)
     
  2. スケール競技に参加するには
     
  3. F4C競技規定
     
  4. F4H競技規定
     
  5. より良い機体作りの指標
     
  6.  
  7. F4C競技規定簡略版(飛行)
     

「ちょっとカタいお話」

スケールモデル競技とは
 スケールモデルによる競技とは一体どのような競技なのでしょうか?
スケールモデル競技の飛行について考えれば、たしかに飛行演技の中には宙返りやロ
ール等の飛行がありますが、スタント競技とは異なり、パターンを飛行させてその正
確さを評価するだけの競技ではありません。又パイロンレースのようにパイロンの周
りを周回してその速度を競う競技でもなく、グライダーやフリーフライト機のように
滞空時間を競う競技でもありません。
 モデルの出来栄えを競うという観点から見ても、同一のモデルだけでの競技会であ
ればともかく、様々なタイプのモデルでの競技ともなれば、その優劣を競い合うのは
基本的に難しいものがあります。


スケール競技は出来映えだけを競う競技ではない
 モデラーの皆さんの大多数は、スケールモデルの競技会とはモデルの出来映え、つ
まりよくモデル誌に掲載されている[これがスーパースケールだ・・]といったよう
な素晴らしい仕上がりのスケールモデル等が主役?で、モデルの出来映えだけで競い
合う競技だと誤解されていることと思います。
 スケール競技は、フライング・スケールモデルの名前の如く、飛んでこそナンボの
世界であることを理解して欲しいのです。
 スケールモデル競技はその歴史の中の試行錯誤で後述するようなF4Cスケール
という形がようやく整い、これが現在では国際的にも国内的にも標準的なルールとし
て定着してきました。
 スケールモデルの競技とは、簡単に云えば実機らしい飛行と、実機らしい出来栄え
の総合で順位を競いあう競技なのです。従ってスケール競技に参加するには、[私の
飛行機では恥ずかしくって・・]等と出場前からモデルの出来映えだけで優劣を決め
てかかって出場をためらうのは全くナンセンスなのです。出来栄えを評価する「静止
審査」は後述するF4C競技では最大でも全得点の50%にしか過ぎないのです。ス
ケール競技は何度も繰り返しますが[飛んでこそナンボの世界]なのですから、どん
どん参加してスケール競技を楽しんで戴きたいものです。


実機らしい飛行とは?
 何度も[飛んでナンボの世界だ]と言いましたが、それでは実機らしい飛行とはど
のような飛行なのでしょうか?
 スケールモデルは実機のスケールですので、多種多様なバラエティーに富んでいま
す。実機らしい飛行とは、夫々の機体、例えばムスタングならムスタングらしく、セ
スナ170ならセスナ170らしく、クラシックな第一次大戦機ならばそれらしく飛
行させることなのです。そこで実機らしさを表現する大切な要素は、飛行速度、エン
ジンの音、それと実機らしい動作です。そしてこれらの要素は飛行の夫々の場面、例
えば離陸時、降下時、曲技の間等で違ってくることが大きな特徴と云えましょう。
 例えば離陸後の最初の旋回一つでも、速度が充分に無い状態を仮定して(当然モデ
ルもゆっくりと上昇させていますが)ゆったりとした旋回への傾けと、同じく浅いバ
ンク角でのゆったりとした旋回が実機感を作り出すのです。
 これを忘れて(考えずに)いつもスタント機などで行っているのと同じように、い
きなり深いバンク角にエレベーター主体で旋回したりすれば、それだけで実機感は吹
き飛んでしまい、その離陸演技に対する、スケールフライトとしての評価は低いもの
となってしまうのです。スケール機のフライトはややもすれば単調で簡単に見えます
が、根本的に違うのは図形を描くスタント機に対し、スケール機は実機のようにフラ
イトさせる、つまり実機感がもっとも重視される所にあります。この辺りを選手の方
も、又ジャッジの方も理解して戴きたいと思います。
 話はそれますが、アイススケート競技などを見ていると、丁度F4Cスケール競技
のように規程演技とフリー演技や、美術点の合計で総合得点が決まるところなどはス
ケール競技と似たところがあるな・・と感じることがあります。


スケール競技の在り方
 その反面、というかスタント競技等とは対照的に、出場する多種多様なモデルはバ
ラエティーに富んだ華やかな雰囲気を演出し、選手も又観客もその雰囲気を充分に楽
しめるところがスケール競技の大きな特徴でもあると言えるでしょう。
 そしてこの辺りがスケール競技の原点でもあり、スケールを愛する仲間との交歓や、
様々なタイプのスケールモデルを観察できる楽しみ等、スケールモデルの競技会には
他の競技会には見られない華やかさと、楽しさに満ちているといえるでしょう。
 そして主催者側も参加者側も、競技会の実施にあたっては、決して形式や格式に拘
ったり、権威主義に走ったりすること無く、前述したように競技会であると同時に、
スケールモデラー同士の交歓の場なのだ! といった基本を忘れずに、楽しく、明る
いスケール競技の在り方を大切にして行きたいものです。


F4Cスケール競技

 読者の皆さんのうちには、F4C競技とはどのような競技なのか、まだ十分にはご
存知ない方もおられると思いますのでまずこのF4C競技から紹介して行きます。
F4Cスケール競技は、先に述べた静止審査と、飛行審査とで構成されています。
そして両者の点数配分は同じなのです。つまり静止審査でいかに高得点を得てもそれ
はF4C競技としては総合得点の50パーセントの中での高得点であって、残りの5
0パーセントの飛行得点が無くてはF4C競技としての意味が無くなってしまいます。

 従来はこの静止審査の部分だけがなぜか強調されて、今までF4C競技とは「図面
や写真など、たくさんの資料を参照して製作した、精密なモデルの出来映えだけを競
う競技」と云った印象を皆さんに与えてきたように思われますが、F4C競技の本質
は実機らしい飛行得点と、資料に基づいて製作されたモデルの静止審査得点の合計な
のです。
 単に飛行技術のみならず、その時々の天候や諸々のコンディションが影響する飛行
演技得点および静止審査得点のために、より完成度の高い機体製作にかける長く忍耐
強い努力とのバランスが、このF4C競技を素晴らしいモデルスポーツとして完成さ
せていると云えるでしょう。
F4C競技規定はページトップの3項をクリックしてください。
 国際スケール競技であるF4C競技を、スケール競技の最高目標とすれば、その他
にも色々なレベルと目的に応じたスケール競技がありますので、それらを紹介して行
きます。


F4Hスケール競技

 この規程の特徴はF4Cにおける、複雑でかつ高度な工作技術を要求される(・・
もしくは要求されていると誤解されている)機体作りや、完璧な資料の収集が不可欠
と思われている(・・と誤解されている)静止審査への偏見を除外して、スケールモ
デルのフライトを楽しみながら競技をしようという点にあります。
 静止審査はありますが、資料は簡単な図面と写真程度、それに塗装の証明には必ず
しも主題実機の写真は不要で、同じ機名、型式であれば、どの写真でもよいのです。
勿論市販のキットからそのまま製作したモデルでも良いし、近頃はやりのARF機の
改造でも、飛行に自信があれば充分にこのクラスを楽しむことが出来ます。
 スタント機の世界でもスポーツマン・クラスからアドバンスへ、そしてエキスパー
ト、マスターズへといった技術に応じたクラスがあるように、F4Hクラスは、スケ
ールモデルを楽しむのと同時に、規定の構成内容はF4Cスケール競技とは基本的に
同じなので、更に上級のF4Cクラスを容易に目指せるといった意味合いもあります。
 しかしこのクラスの最大の目標は、出来るだけ沢山のモデラーにスケールフライト
の楽しさと、それにも増してスケール競技の楽しさを知って貰うことです。
 従来国内でのスケール規定として、イギリスのBMFA(英国模型飛行協会 注:
日本の模型航空連盟に相当)規定のクラブマンクラスを初心者クラスと導入しており
ましたが、F4Hクラスの導入に伴いクラブマンクラスは廃止となりました。
F4Hクラス競技規定はページトップの4項をクリックしてください。
  	  
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スケール競技に参加するには

 スケール競技は前述したように「静止審査」と「飛行審査」で成り立っています。
 まず、静止審査を受けて高い得点を得るには、競技規定に記された「ドキュメンテー
ション」資料を提出しなければなりません。
このドキュメンテーションに関してはF4C規定書に次のように書かれています。

 「モデルは提示されたドキュメンテーション資料に基づいて審査され、審査員は
この根拠に基づいて単独に評点しなければならない。競技者により提示されたドキ
ュメンテーション/証拠は、通常は審査員の評価である得点に反映されるので、正
確で明瞭なドキュメンテーションは、モデルがこれに合致していれば良い得点を得
るだけの価値がある。」

 飛行演技では決められた飛行プログラムで飛行し、採点がなされますが、この場合には
主題実機らしい飛行、つまり実機感が要求されます。
 F4C規定書には次のように記述されています。

 「すべての飛行演技は、プロトタイプ実機を念頭に置きつつ審査されねばなら
ない。スケール競技の目的は、実機の飛行特性と実機感を再現することにある。
それゆえ、審査員はスケール競技会を曲技飛行会と混同してはならない。

 ここで表現されていることは、飛行演技は曲技演技とは異なり、主題実機らしい飛行そ
のもの、すなわち実機感のある飛行演技を評価されるということです。
 主題実機のそれを追求する・・・は一言で言えば簡単に聞こえますが、実はこの辺りがスケ
ール競技で一番難しいところなのです。
 「静止審査」は主として正確な外観を追及する審査ですが、正確な外観を追及すること
は,ややもすれば機体重量に影響して「飛行審査」に直接影響してきます。
 「飛行審査」では主題実機らしい飛行速度を要求されますが、重いモデルでは中々主題
実機らしい飛行速度を再現することが難しくなります。
 すなわち、スケール競技の評価要素である「静止審査」と「飛行審査」の2要素をいか
に満足させるかがF4C競技で高得点を得るポイントとなります。
  	  
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より良い機体作りの指標

 スケールの原点は・・・このホームページの冒頭にもあるように、自分の好きな機体のモデ
ルを飛行させて楽しむことにあります。
 したがってスケールとはスケール競技でなくてはならない・・・ということではなく、反対
に幅広いスケールというジャンルの中の一部といえるのです。
 ここで思考を逆に考えると、実はスケール・ルールはより良い機体作りへの指標でもあ
るのです。
 すなわち正確な三面形や工作技術、そして実機感を盛り立てるのに大切な表面仕上げ等
の要素は正確な外観と仕上げの指標となり、実機らしい飛行速度や飛行マナーは、見る者
に大きなインプレッションを与えるでしょう。
  	  
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競技規定簡略版(飛行)

   FAI F4C 競技規定(簡略版)
          
                              発効  2010年1月
スケール競技とは
  スケール競技とは、静止審査と飛行審査で主題実機の正確な外観および実機感を、いかに適切に
  表現するかを競う競技です。

    注;主題原型実機を表すために、「プロトタイプ」という用語を使用する。

参加機体の規格:
   燃料を除き、ダミー・パイロットを含む
    飛行状態におけるモデル全体の最大重量..................15s
           
   (電動モーターを原動機として使用するモデルに
    おいては、電動モーターに使用する電池の重量を含まない)

     原動機:
   ロケットまたはパルス・ジェット・エンジンを使用することは許可されない。

競技プログラム:
 競技は、まず1ラウンド目の飛行審査から開始され、最初のモデルが飛行を終えた後に静止審査を
 開始し、その後、飛行審査と静止審査は並行して行われる。
 2ラウンド目の飛行は飛行順序の前から1/3の順番から開始され、最終ラウンドは前2回のラウ
 ンドと静止審査得点を併せた暫定的な順位付けを考慮して、低いほうの順位から開始される。
飛行審査
 競技者は、飛行開始時間の5分前に、飛行を開始できる体制に入らなければならない
 ことが通告され、その後、競技者に対し飛行の開始が指示される。 
助手の数:
 競技者は公式飛行中に1名の助手を持つことができる。それ以外の助手は、競技者が必要とする
 ならば、エンジンのスタート、及び飛行前の準備を補助しても良い。
 公式飛行中、助手は送信機に手を触れてはならない。 助手が送信機に触れた場合には、その飛行
 の得点はゼロとなる。


飛行審査の開始
飛行審査の開始は次のいずれか早いものとし、同時に飛行の計時が開始される。
 1)競技者がモーター・スタートの合図をタイム・キーパーに送った時。
 2)競技者が、飛行をスタートするよう指示を受けた後、2分間が経過した時。
 
 飛行演技課目
    飛行演技課目は以下に示される、離陸、着陸進入と8つの選択演技で構成される。
   離陸                                       K=11
   選択演技 1                                   K=7
   選択演技 2                                  K=7
   選択演技 3                           K=7
   選択演技  4                                   K=7
   選択演技  5                                   K=7
   選択演技  6                                   K=7
   選択演技  7                                   K=7
   選択演技  8                                 K=7
   進入と着陸
     (Approach and Landing)                   K=11
   飛行の実感
        a)エンジン音(実機感、調律)         K=4
        b)飛行速度                           K=9
        c)飛行の優雅さ                       K=9
                     総計 K =100

  選択演技課目一覧:  
   水平8字飛行                      K=7
   360度ディセンディング・ターン            K=7
   A.シャンデル                     K=7
   B.降着装置の引込みと引出し              K=7
   C.フラップの引込みと引出し              K=7
   D.爆弾または燃料タンクの投下             K=7
   E.ストール・ターン                  K=7
   F.インメルマン・ターン                K=7
   G.宙返り1回                      K=7
   H.スプリットS(リヴァーサル)            K=7
   I.キューバン・エイト                 K=7
   J.ノーマルスピン(3旋転)              K=7
   K.ロール                       K=7
   L.パラシュート                    K=7
   M.タッチ・アンド・ゴー                K=7
   N.オーバー・シュート                 K=7
   O.右または左へのサイド・スリップ           K=7
   P.当該モデル機による1っ目の飛行操作                  K=7
   Q.当該モデル機による2っ目の飛行操作                  K=7
   競技者が、自分自身で選択した飛行操作で、それがモデル化したプロトタイプによって行われて
   いる操作であり、正常な性能の範囲内で行われている証拠を提示することにより、2つまで実施
   することができる。競技者は飛行を始める前にその演技の内容を飛行審査員に申告しなければな
   らない。
   R.三角形周回飛行                   K=7
   S.四辺形周回飛行                   K=7
   T.一定高度の直線飛行(最高高度6m)         K=7
   U.片発低出力の直線飛行(多発機に限る)        K=7
   V.レイジーエイト                   K=7
   W.ウイングオーバー                  K=7
   X.背面飛行                      K=7
   Y.デリー・ターン                   K=7
   Z.プロシーデュア・ターン               K=7

  注1)飛行スケジュールには、演技順は競技者の選択に任せられるが、「水平8字飛行」および「
     360度ディセンディングターン」を完全な形で含まなければならない。
  注2)    A(シャンデル),
         N(オーバーシュート),
         R(三角形周回飛行)、
         S(四角形周回飛行),
         T(一定高度の直線飛行),
         W(ウイングオーバー),
         Z(プロシーデュア・ターン)
     は制限付、又は完全な非曲技機のみの演技として用意されている。
  注3)競技者の選択として、機構上の操作のデモンストレーションを含んだ操作は1つだけ選択出
     来る。これらはD(爆弾または燃料タンクの投下)、L(パラシュート投下)、PまたはQ
     (主題実機特有の飛行操作)とする。
  注4)競技者は選択演技課目B(引込脚の出し入れ)が選択されている場合には選択演技課目C(
     フラップの開閉)は選択できない。
  注5)選択演技は、採点表に記載し、離陸前に審査員に提出しなければならない。選択演技の飛行
     順序を間違って飛行したどの演技の得点も零点となる。
  注6)飛行パターン図については、規定書原本等を参照のこと。
  
 飛行時間
  a)競技者は、飛行を完了するために、17分間が許容される。
  b)プロトタイプがピストン・エンジンを動力とする多発機の場合は、エンジン1基を増すごとに
    1分間を、前項(a)に定めた時間に加えるものとする。
  c)所定の時間内に終了しなかったいかなる演技に対しても、得点は与えられない。
  d)飛行の計時が開始された後、モデルが7分以内またはエンジン1基増加に対して1分間を加え
    た時間が経過してもモデルが浮揚しない場合、公式飛行は終了し、その飛行に対する得点は与
    えられない。
  e)離陸を開始した後、モデルが浮揚しない内にモーターが停止した場合、1回だけモーターを再
    スタートすることができるが、中断された演技には得点は与えられない。
  f)公式飛行は選択演技 「タッチ・アンド・ゴー」の演技中を除き、モデルが着地して停止した
    時に終了する。
 
   注)競技者が飛行開始または終了できなかった場合、競技委員長もしくはフライト・
     ライン・ディレクターの見解によって、それが電波障害等の競技者の掌握不可能な原因にあ
     ると判断されたときは、その競技者に再飛行をさせることができる。
   
諸注意:
  a)全ての飛行演技は離陸、着陸、およびタッチ・アンド・ゴーを除きジャッジズ・ラインに平行
    に行われなければならず、演技の一部でもジャッジズ・ラインの後方で行われた場合には得点
    はゼロとなる。
  b)審査員もしくはフライトライン・ディレクターの判断でモデルが安全でないと判断された場合
    や、危険な飛び方をしていると判断された場合には、競技者(パイロット)に着陸を指示する
    ことができる。
  c)すべてのクラスの水上機モデルは、適切な水面条件が得られない場合、離陸のために車輪また
    は車輪付きダリー(台車)を使用することができる。この場合に限り、静止審査の採点に考慮
    を加えてはならない。
  d)静止審査と飛行審査の間は、プロペラおよびスピンナー以外、モデルのいかなる部分をも取り
    除いてはならない、またダミー・パイロットおよびアンテナ以外、いかなるものもモデルの外
    部に付け加えてはならない。爆弾、ドロップ・タンク(投棄式の燃料タンク)等は、静止審査
    の時に提示しなければならない。
    しかしながら形状、色彩、大きさ、重量が同じならば、より簡単で修理のできるものと、飛行
    前に交換することができる。この規定に対するいかなる違反も失格となる。
    原型には存在しない空気取り入れ口を取りつけることが許されるが、この空気取り入れ口は、
    静止審査中はハッチでカバーしなければならない。
    このハッチは飛行前に手で取り外すか開くことが許され、あるいは飛行中に、ラジオコントロ
    ールによって開くことが許される。 飛行中の外観は、このような空気取り入れ口やハッチによ
    って影響されてはならない。飛行によって生じた破損への必要な修理は許されるが、最大重量
    制限の規定は適用される。飛行中のモデルの外観は過度に影響されてはならない。
  e)飛行用のプロペラの形または直径は任意であり、スケール・プロペラと交換す
    ることが許される。 スピンナーの大きさと形状及び色彩は変更してはならない。
   注)スケール・プロペラへの交換はそのモデルを牽引するために装備されたものを指す。
  f)金属ブレードの飛行用プロペラは禁止する。
  g)爆発物を投下してはならない。
  h)プロトタイプのパイロットが、飛行中に前方または側方から見える場合には、モデルにおいて
    も、スケール・サイズで実物と同じ形のダミー・パイロットが
    飛行中に見えていなければならず、ダミー・パイロットを乗せなかった場合、全飛行得点は1
    0%減点される。
  i)どのモデルであれ、プロトタイプが実際に引込み脚を装備している場合に、2つかそれ以上の
    脚を下げて飛行演技を行った場合には、得点はその演技に関しては2点減点される。
    一つの脚が下がっているときには、1点減点となる。一つ以上の脚が飛行演技中に引っかかっ
    ている場合には、引っ掛かりの程度に応じて、1/2点もしくは1点減点となる。
  j)おのおののモデル機が最初の飛行を終了した後に、直ちに重量測定を行わなければならない。
    当該モデルに対する変更は、燃料の排出及び機体の清掃を除いては許されず、公式飛行中に投
    下された物体(爆弾、投下タンク等)はモデル機に再装着されなければならない。
  k)チーフジャッジもしくはフライト・ライン・ディレクターの意見により,飛行中の騒音が著しい
    と判断された場合、いかなるモデルも、その飛行が終了した後に、騒音測定を受けなければな
    らない。
    ガス・タービン動力モデルの場合では、このような飛行が終了した後の騒音測定を免除する。
    詳細については騒音規定を参照のこと。
 最終成績:
  最終成績は、飛行審査において得た2つの最良得点の平均と、静止審査において得た得点を加算し
  たものとする。
  競技者の飛行が唯一回で終わった場合には、その飛行において与えられた得点を、2で割ったもの
  とする。
  主催者側の掌握が不可能な理由によって3回以下の公式飛行しかできなかった場合には、成績は次
  のように決定する。
   a)2ラウンドの飛行の場合、2回の飛行得点の平均が用いられる。
   b)1ラウンドの飛行の場合、1ラウンドの飛行得点が用いられる。
   c)公式飛行における得点は、全ての競技者がその飛行ラウンドにおいて同等の機会を与えられ
     た場合に限り記録される。

  	  
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