F4C/F4H Flying Scale の世界へようこそ

スケール競技のカテゴリーであるF4C/F4H競技を紹介いたします。
まずスケールモデルによる競技とは一体どのような競技なのでしょうか?
スケールモデル競技の飛行について考えれば、たしかに飛行演技の中には宙返りやロール等の飛行がありますが、スタント競技とは異なり、
パターンを飛行させてその正確さを評価するだけの競技ではありません。又パイロンレースのようにパイロンの周りを周回してその速度を競
う競技でもなく、グライダーやフリーフライト機のように滞空時間を競う競技でもありません。
モデルの出来栄えを競うという観点から見ても、同一のモデルだけでの競技会であればともかく、様々なタイプのモデルでの競技ともなれば、
その優劣を競い合うのは基本的に難しいものがあります。
    
スケール競技は出来映えだけを競う競技ではない。
モデラーの皆さんの大多数は、スケールモデルの競技会とはモデルの出来映え、つまりよくモデル誌に掲載されている[これがスーパースケ
ールだ・・]といったような素晴らしい仕上がりのスケールモデル等が主役?で、モデルの出来映えだけで競い合う競技だと誤解されている
ことと思います。
スケール競技は、フライング・スケールモデルの名前の如く、飛んでこそナンボの世界であることを理解して欲しいのです。
スケールモデル競技はその歴史の中の試行錯誤で後述するようなF4Cスケールという形がようやく整い、これが現在では国際的にも国内的
にも標準的なルールとして定着してきました。
      

 
スケールモデルの競技とは、簡単に云えば実機らしい飛行と、実機らしい出来栄えの総合で順位を競いあう競技なのです。従って
スケール競技に参加するには、[私の飛行機では恥ずかしくって・・]等と出場前からモデルの出来映えだけで優劣を決めてかかっ
て出場をためらうのは全くナンセンスなのです。出来栄えを評価する「静止審査」は後述するF4C競技では最大でも全得点の50%
にしか過ぎないのです。
どんどん参加してスケール競技を楽しんで戴きたいものです。
      
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